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そうめんの歴史
素麺の発祥地と由来
素麺は日本国内では奈良県桜井市が発祥の地とされております。
唐菓子の一つ、索餅(和名で「麦縄」とも書く事もある)に由来するとするいわれています。
麺類を指す言葉として索餅(さくべい)、索麺・素麺(そうめん)と3つの表記があり、これが「そうめん」という言葉の文献上の初出とされています。
素麺の祖になったいわれる索餅とは
奈良時代に唐から伝来したといわれ、原形はもち米と小麦粉を細長く練り2本を索状によりあわせて油で揚げたもので、現在の油条に似たものと考えられています。
伝来当初は保存用に作られた物も食され、植物油で素揚げされたりそうめんのように油引きにされ前者はそのまま食すほか、前者後者ともにほうとうのように野菜などの具材とともに煮込んで食された乾麺と菓子(揚げ煎餅)の中間のようなもの。
日本国内の素麺産地
西日本を中心に日本国内では近世より素麺生産が盛んに行われていました。
一つの理由として原料となる小麦、水(軟水)、食塩(海水塩)の産地が近かったことが挙げられます。